同棲中、お互いの価値観や生活習慣がぶつかることがあります。
幼いころからずっと続けてきた常識は、正しいと思いたいもの。
幼少期から信じている常識は、意識の奥深くまで「当たり前のこと」として、しっかり浸透しているでしょう。
自分の常識は、相手にとっても常識と思いがちです。
わざわざ議論するまでもないことだと思います。
ところが、他人と一緒に暮らすと、違和感に気づくことがあります。
価値観や行動習慣の違いに「えっ」と驚く。
そんなとき、頭ごなしに相手を否定するのはよくありません。
自分の常識は、相手の常識とは限りません。
「あなたは間違っている。私が正しい」という一方的な言い方は、相手を傷つけるでしょう。
自分の考えに固執すると、摩擦が起きるたびに対立が生まれます。
対立が生まれるたびに、2人のひびはどんどん大きくなります。
お互いの常識がぶつかったときは「絶対自分が正しい」と頑固にならず、いったん頭を柔らかくして考えてみてください。
「実は自分が間違っているのかもしれない」という余裕が大切です。
自分の考えが間違っているかもしれません。
相手の考えが間違っているかもしれません。
お互いが間違っている可能性もあるでしょう。
そもそも正解のない事柄ということも考えられます。
常識がすれ違ったときは、他人の意見を参考にするなどして、意識合わせを心がけてみてください。
自分が長年当たり前だと思っていた常識が、覆ることになるかもしれません。
変化を受け入れる心を持ちましょう。
考えを改める余裕を持ちましょう。
柔らかい頭と変化を受け入れる余裕があれば、お互いの常識が異なっても、仲のいい関係が続けられます。