同棲を始めると、お互いの生活が丸見えになります。
セキュリティーはあっても、生活の都合上、共有していることもあるでしょう。
お互い信頼しているからこそ、本音や本性をさらけ出せます。
そんなある日、ふとパートナーのプライバシーを知ることがあります。
ユニークな価値観もあれば、笑ってしまうような生活習慣もあるでしょう。
想像もしなかった重大な秘密を知ることもあるはずです。
ユニークな秘密は、話の絶好のネタになるでしょう。
知った秘密がユニークであればあるほど、誰かに聞いてもらいたい気持ちが強くなるかもしれません。
しかし、ここは注意ポイントです。
同棲中に知ったパートナーのプライバシーは、内容にかかわらず、口外は禁止です。
パートナーの生活習慣を他人にばらすのは、れっきとしたプライバシーの侵害です。
プライバシーとは、重大な秘密だけではありません。
価値観や生活習慣も、パートナーのプライバシーの1つです。
自分にとっては人ごとであっても、パートナーにとっては個人情報の1つ。
本人に気づかれなければいいと思うかもしれませんが、安易な考えはよくありません。
口外した情報は、意外なルートで本人の耳に届くもの。
インターネットが普及した現代社会では、距離に関係なく、情報が行き交います。
プライバシーを言いふらしていることを知れば、パートナーからの信頼を失い、同棲が破綻する可能性もあります。
もしパートナーの気持ちを理解しにくいなら「自分がされたらどう感じるか」と想像してみてください。
パートナーが、自分の秘密を誰かに言いふらしているとわかれば、不快で嫌な気持ちになるはずです。
信頼が崩壊して「同棲なんてするべきではなかった」と思うかもしれません。
その気持ちは、パートナーも同じです。
信頼できる人に相談する場合を除き、周りの人に言いふらすのは厳禁です。
たとえ別れたり同棲解消になったりしても、守秘義務は継続します。
同棲中に知ったパートナーの秘密は、どんな内容であれ、秘密を徹底しましょう。