同棲ではコミュニケーションが重要ですが、義務になってはいけません。
相手がへとへとになっているときこそ、何かをして元気づけたいと思いますが、逆効果になる場合があります。
たとえば、パートナーが仕事でへとへとに疲れて帰ってきたとします。
疲れ果てているときは「何もしたくない」という気持ちでいっぱいでしょう。
そんなとき、無理に話しかけてコミュニケーションをとろうとすると、余計にパートナーを疲れさせます。
疲れているときに限ってべたべたされると、嫌悪感を生む原因になることがあります。
「コミュニケーションで元気づけたい」という気持ちが、独りよがりになってはいけません。
相手の心境を読み取り、生かすことです。
コミュニケーションを通して元気づけたいと思いますが、こうしたときは、そっとしておくことも大切です。
パートナーが疲れているときは、無理にコミュニケーションをとらず、休ませてあげるのが一番です。
ルールにとらわれず、パートナーの様子を見ながら、臨機応変に対応してください。
自分が疲れているとき、あえてそっとしていることにパートナーは気づくはずです。
気遣ってくれているとわかれば、コミュニケーションはなくても、あなたの優しい気持ちにきちんと気づいてくれます。
「何かをしないと愛情が伝わらない」と思いますが誤解です。
「何もしないことが愛情」という場面もあるのです。