執筆者:水口貴博

緊張との付き合い方がうまくなる30の言葉

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過度に緊張したときは、人体の偉大な力を体験する機会。

過度に緊張したときは、人体の偉大な力を体験する機会。 | 緊張との付き合い方がうまくなる30の言葉

過度に緊張すると、体から不思議な反応が現れます。

  • 急激に体温が高くなる
  • 額や手から大量の汗が噴き出る
  • 手足が震え始め、止まらなくなる
  • 喉が締め付けられ、声が出にくくなる
  • 音がわかるくらい、心臓の鼓動が大きくなる

普通の緊張くらいではあまり変わりませんが、過度の緊張状態になると、体の何かが壊れたかのような反応になります。

ところがこれらの異常現象も、本番が終わると、すぐ元どおりになります。

嵐が過ぎ去った直後のような静けさです。

「さっきの大騒ぎと混乱は何だったのだろうか」と思うほどです。

緊張とは、接近する困難に対して、体が臨戦状態に整う反応です。

しかし、客観的に過度の緊張状態を観察すると、不思議で面白い状態です。

人間には偉大な力が備わっていることをあらためて実感できます。

他人が過度に緊張したとき、その様子を見ることはできますが、実際に体験はできません。

実際に体験するには、自分が過度に緊張するしかない。

過度に緊張したときは「人体の偉大な力を体験する機会」と考えてみませんか。

本人にとって苦しいですが、きちんと意味がある反応です。

「過度に緊張する機会」としても貴重ですが「人体の偉大な力を体験する機会」としても貴重です。

普段は目立たない人体の生命活動を実感できる機会でもあるのです。

緊張との付き合い方がうまくなる言葉(19)
  • 過度に緊張したときは、人体の不思議を体験する。
前回は緊張して取り乱したから、次回も同じことになると思わないこと。

緊張との付き合い方がうまくなる30の言葉

  1. 1日1回は、緊張する時間を作ろう。
  2. 人間関係に比べれば、緊張との付き合い方はまだ優しい。
  3. 普段から緊張を感じている人は、ぼけない。
  4. 「大舞台への挑戦」と考えるのではない。
    「自分への挑戦」と考えるのだ。
  5. 緊張する場から逃げていると、人生がうまくいかなくなる。
  6. 無理に緊張を隠すより、素直に白状できるほうが、かっこいい。
  7. その気になれば、いつでも緊張することができる。
  8. 受動的な緊張は、不快なストレスになる。
    能動的な緊張は、心地よいストレスになる。
  9. 緊張とストレス解消は、1セット。
  10. 人として大切なのは、緊張したかどうかではなく、緊張してどうしたか。
  11. まったく緊張がないのも、ストレスになる。
  12. 緊張した経験は、どんどん人に話そう。
    笑いながら話すことで、心は軽くなり、メンタルも強くなる。
  13. 緊張を不快に感じるなら、まだ楽しみ方を知らないだけ。
  14. 緊張とは、もう1人の自分を発見するのと同じ。
    「新しい自分を発見した」と思うくらいでちょうどいい。
  15. 緊張ばかりしていると、人はダメになる。
    リラックスばかりしていても、人はダメになる。
  16. 「こんなに緊張した」という最高記録を作ろう。
  17. 緊張を乗り越えるコツは、注射と同じ。
    構える前に、さっと終わらせること。
  18. 緊張するから目的を忘れるのではない。
    目的を忘れるから緊張する。
  19. 過度に緊張したときは、人体の偉大な力を体験する機会。
  20. 前回は緊張して取り乱したから、次回も同じことになると思わないこと。
  21. 緊張で悩んだときの対応を見れば、その人の将来が見える。
  22. 「緊張したことがない」と言う人より「緊張することばかり」と言う人のほうが、信用できる。
  23. 緊張と上手に付き合うコツは、カウントダウン。
    残り日数を意識すると、次の3つの効果が得られる。
  24. 緊張しない心を持つことは大切。
    緊張をほぐす方法を知ることはもっと大切。
  25. 自分の緊張を笑われても、不機嫌にならない。
    緊張の苦労と努力を理解されなくても、ふてくされない。
  26. 緊張と上手に付き合うには、力を入れるより抜いたほうがうまくいく。
  27. 緊張しても、八つ当たりはしない。
  28. 大舞台を経験する前と後では、別人になっている。
  29. 急に緊張を解くのはNG。
    ゆっくり緊張を解くのはOK。
  30. 緊張を嫌がっているうちは、半人前。
    緊張を喜べるようになったら、一人前。

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