「悩み事がある」
「心配なことがある」
「葛藤していることがある」
そんなときは、とにかく誰かに話しましょう。
心が不安定になっているときは、心の中で話をため込んでいる場合が多い。
「自分のことを他人に話したくない」と思うかもしれません。
気軽に話せない内容もあるでしょう。
デリケートな話であればあるほど話しにくいでしょう。
しかし、自分の中でため込んだままでは、心を落ち着かせる妨げになるだけです。
ストレスをため込んでいるだけでは、何も解決しません。
ため込んでいると、どんどん心は重くなる一方です。
ストレスを放置していると、単なる重荷だけでは終わらず、やがて心を腐敗させていきます。
話しやすくて口の堅い人なら誰でもかまいません。
信頼できる親友がいれば最適です。
相談ではなく、ただ話すだけでいいのです。
アドバイスは求めません。
同情も求めません。
とにかく話す、話す、話す。
思い悩んでいることを誰かに話すことで、心のストレスを吐き出せます。
悩み事が解決していなくても、話すだけで、どんどん心が落ち着いていく様子が実感できるはずです。
デリケートな内容かもしれませんが、プライベートな話を打ち明けると自己開示にもなります。
考え方によっては、相手と仲良くなるきっかけにもなります。
「話すと笑われるのではないか」という不安があるなら、笑わない誠実な相手を選べばいいだけです。
身近に話せる相手がいないなら、話を聞いてもらう専門のカウンセラーでもかまいません。
たとえ問題が解決できていなくても、話をたっぷり聞いてもらった後は、心が軽くなっているはずです。