ストーカーと話し合うときは、できるだけ2人きりの環境は避けましょう。
2人きりのほうが、じっくり話しやすいと思うかもしれません。
もちろん恋人と別れ話をするなら、2人きりで話し合うのも悪くないでしょう。
節操と良識をわきまえた恋人なら、暴力を振るわれる心配もないため、2人きりで話し合うのも1つの選択肢です。
聞かれたくない話もあるはずですから、時と場合によっては許容範囲です。
しかし、今回の相手はストーカーとなると、話は別です。
すでにしつこくつきまとう迷惑な行為をされているため、油断が許されません。
話し合いがヒートアップすれば、何をされるかわからないでしょう。
相手が男性なら、力が強く、一方的な暴力を受ける可能性もあります。
そのため、ストーカーと話し合うときは、できるだけ周りに人がいる環境が適切です。
たとえば、公園・カフェ・レストランなどです。
近くに交番のある場所なら、なお安心です。
周りに人がいれば、万が一のとき、助けを呼べます。
周りに人がいたほうが、適度なざわつきがあって雰囲気が和らぎ、話しやすくなります。
電話やメールなど1対1のやりとりの場合は仕方ありませんが、対面で話す際は必須の心がけです。
「どうしても2人きりになりたい」とお願いされても、油断せず、しっかり断るのが得策です。
最悪の場合、身の危険に関わることですから譲れません。