ストーカー対策で地味に重要なのが、日記です。
ストーカーに悩み始めたら、できるだけ日記をおすすめします。
日々の出来事や感想などの記録にすぎないと思いますが、誤解です。
日記は、ストーカー被害に遭ったときの重要な証拠になります。
もちろん簡単なメモ程度では、証拠になりにくいでしょう。
1行や2行しかない文章量では、そもそも日記として認められない場合もあります。
しかし、一定の分量と毎日書き記す連続性があれば、日記は重要な証拠として認められる可能性が高くなります。
日記には、実際にあった嫌がらせを具体的に書き記すようにします。
余裕があれば、詳しい場所や時間も書き留めておくと、さらに有効です。
日記を書き記す道具は、鉛筆やシャーペンより、ボールペンがおすすめです。
ボールペンで書いた字は、消しゴムで消したり書き換えたりできないため、ますます証拠能力が高まります。
間違えた字は、二重線を引いておけば十分です。
日記があれば、窓口でストーカーについて相談するとき、後から具体的な内容を思い出しやすくなって便利です。
警察に相談したり、裁判になったりしたとき、重要な証拠書類として提出できるでしょう。
たかが日記、されど日記。
毎日書くのは面倒ですが、後から人生を救ってくれる重要な証拠として活用できるはずです。