恋人の事情で遠距離になったとき、ありがちなことがあります。
相手を責めてしまうことです。
たとえば、恋人の仕事の都合で、半年間ほど海外に出張しなければいけなくなったとします。
このとき、嫌がる様子を見せるのはOKです。
「そんなの嫌だ。寂しくなる。耐えられない」
嫌がる様子を見せれば、恋人は自分が愛されていることを再確認できるでしょう。
しかし、嫌がる様子を見せるのはOKでも、恋人を責めるのはNGです。
「あなたの仕事の仕方に問題があったからでしょう」
「その仕事を断れないあなたに責任がある」
「恋愛運が悪いのはあなたのせい」
「本当は、私と別れたいのでしょう」
急に遠距離恋愛をしなければいけない状況になれば、恋人を責めたくなるかもしれませんが、ぐっと我慢です。
責めたところで、ただでさえつらい思いをしている恋人を、ますますつらくさせるだけです。
恋人も、望んで遠距離をしたいわけではないはずです。
仕事の都合なら、やはり仕方ありません。
社会人として仕事をしていると、上からの命令に逆らえない場面は日常茶飯事です。
恋人の事情で遠距離恋愛になったとしても、相手を責めず、むしろ前向きに励ましましょう。
「寂しくなるけれど、仕方ないよね」
「少し距離が離れるだけだよ。電話があれば、いつでも話ができる」
「遠距離恋愛になっても、心の距離は変わらないよ」
責めるどころか、励ましてくれるあなたを見て、恋人も遠距離恋愛を乗り切る気持ちを強くさせるでしょう。