コンプレックスの大半は、考えすぎです。
たしかに他の人とは少し違っている点かもしれませんが、それだけです。
犯罪でもなければ、誰かに迷惑をかけているわけでもありません。
実際は、ささいなこと。
自分では「最悪だ」と思っていても、他人から見れば「それほどではない」と思うことがほとんどでしょう。
むしろ「それがあなたの魅力だよ」と褒める人もいるはずです。
「自分から見える自分」と「他人から見える自分」は、同じに見えても、感じ方が違います。
たとえば、癖毛で悩んでいるとします。
自分では「かっこ悪い。嫌だ。自分の癖毛が憎い」と思うかもしれません。
しかし、他人にとっては、まったく違って受け止めるでしょう。
「たしかに癖毛だけど、それほど気にならない。むしろ個性があっていい」
他人のコンプレックスが何であろうと、別に自分に関係することではありません。
誰でも自分が一番かわいい。
他人の顔かたちは、見ているようで、実はあまり見ていません。
自分のコンプレックスは、自分が大げさに考えているだけなのです。
このことに気づきましょう。
自分が小さなことを、わざわざ大きく考え、大げさに騒いでいるだけです。
あなたのコンプレックスは、意外に誰も気にしていません。
「どうせ誰も気にしていない」
そう思うだけで、感じ方がポジティブになるはずです。
自信を持って、外を歩きましょう。