トイレットペーパーを切らす人は、お金持ちにはなれません。
トイレットペーパーとお金は関係ないように思えますが、誤解です。
たしかに「物」としては別々ですが、扱うときの考え方には共通点があります。
その共通点とは「なくなる前に、対処する習慣があるかどうか」です。
トイレットペーパーは、なくなってから、何とかするわけにはいきません。
手の届く範囲に予備が準備されているなら、まだいいのです。
しかし、予備もない状態でトイレットペーパーを切らすと大変です。
お尻を手で拭くわけにはいきません。
なくなってから何とかするのでは、完全にアウト。
「そろそろなくなりそうだな」と思ったときに、予備を準備したり新しく取り換えたりすることが大切です。
お金も同じです。
銀行の残高がなくなってから対処するのでは遅い。
借金しなければいけなくなり、ますます事態は悪化するでしょう。
消費者金融やヤミ金に頼ったところで、ろくなことになりません。
銀行の残高も、なくなってから何とかするのでは、完全にアウト。
なくなる前に、節約など、対処が必要です。
こうした状況から、トイレットペーパーを切らす人は、なくなる前に対処する習慣がないとわかります。
つまり、お金に関してもルーズであることがわかるのです。
トイレットペーパーも、銀行の残高も同じです。
なくなる前に対処するのか、なくなってから対処するのか。
響きは似ていますが、人生を分けるほど、大きな違いを生むのです。