多くの人は、誰かに憧れを抱きます。
尊敬する人を見て、自分にも生かせる点があれば、どんどん取り入れることが大切です。
憧れの人を手本にすれば「自分も頑張ろう」と思い、励みになるでしょう。
しかし、憧れるのはいいのですが、同じになるのはやめたほうが賢明です。
それは不可能です。
ヒマワリがバラになろうとしているようなものです。
真似はできるかもしれませんが、あくまで真似です。
根本から同じになるのは不可能です。
ただし、ヒマワリは、最初からヒマワリにはなれています。
ヒマワリは、ヒマワリらしさを追求すれば、自然体でありながら、より高い存在感を発揮できるでしょう。
誰かになるのではなく、自分になるのです。
もっと自分らしくなることを目指せばいい。
あなたはすでに、たくさんの自分らしさを秘めています。
それをもっと外に出して、能力を伸ばし、生かせばいいのです。
もともと自分に備わっている能力を最大限に生かせば、あなたは他の人より、うまく仕事をこなせるはずです。
たとえば、まめな性格があるとしましょう。
まめな性格な人が大雑把な仕事をしようとしても、性格に反しているため難しいでしょう。
一方、細かい仕事なら、自分の性格に合っているため、普通の人以上の能力を発揮できるでしょう。
もともとある性格を、ありのまま生かすだけです。
その能力をもっと外に出し、伸ばして生かすのです。
そうすれば、自然体でありながら、より高い存在感を発揮できるはずです。
もっと自分らしく輝けるのです。