持ち物には、所有者の人柄や性格がよく表れる部分の1つです。
自分が選び、自分のお金で買い、頻繁に使う持ち物。
だからこそ、持ち主の内面がよく表れる点でもあります。
あなたの持ち物は「もう1人の自分」と考えながら見てください。
もちろん人と持ち物は別々の存在ですが、持ち物には、持ち主の人柄や性格が反映されやすい傾向があります。
つまり、持ち物を見れば、持ち主の人柄や性格もわかってしまうというわけです。
自分の持ち物を振り返ってみましょう。
たとえば、カバン・財布・文房具です。
整ったきれいな状態なら、物を大事に扱う人であるとわかります。
丈夫なタイプを選んで使っているなら、1つの持ち物を長く使い続けたい気持ちがあるのでしょう。
派手なタイプを選んでいるなら、見栄や虚栄心が強い可能性があります。
飾り気のないタイプなら、無駄を嫌い、シンプルを好む性格なのでしょう。
財布の中が、領収書やカードなどでいっぱいになっていないでしょうか。
それは、お金に対する不注意や無関心が反映されているといえます。
カバンやバックの掃除を怠り、ぼろぼろで汚れた状態になっていないでしょうか。
それは、自分のだらしない性格を反映しているといえます。
あくまで1つの目安ではありますが、自分の人柄や性格を客観視するときに役立ちます。
さて、これを応用すると、面白いことができます。
持ち物には、持ち主の人柄や性格が反映されやすい状況を、自分ではなく、他人に向けてみてください。
たとえば、友人の持ち物を見れば、客観的に友人の人柄や性格を垣間見ることができるでしょう。
中途半端な心理テストより、よく当たるはずです。
持ち物には、所有者の人柄や性格がよく表れるのです。