あなたは真面目すぎていませんか。
真面目であるのは立派ですが、何もかも真面目にやっていては疲れます。
もちろん勝負所では真面目に取り組まなければいけませんが、すべてを真面目に取り組むのは得策ではありません。
体力も精神力も有限です。
どんなに体力も精神力のある人でも、すべてを真面目に取り組んでいると、すぐ使い切ってしまうでしょう。
そこで必要なのが、適度に受け流す力です。
人生では、適度に受け流す力も必要です。
すべてを真面目に取り組むのではなく、ささいなことなら、さらりと受け流しましょう。
受け流してしまえば、あっても、ないようなものです。
ささいなことは、気にしないようにすればいい。
気になってしまうなら、見ないようにすればいい。
見てしまうようなら、見ないような仕組みを作ればいい。
受け流す手段を、自分に合った中から選び、生きる力を強化させるのです。
強烈な精神的ストレスも、適度に受け流せば、危機を乗り越えられます。
難しい質問は、適度に受け流せば、その場をしのげます。
大事なところだけ集中すれば、さほど悪影響はないはずです。
適度に受け流す力があると、心の器が小さくても、やりくりできる範囲が広がります。
強くなるより、受け流しましょう。
受け流せば、事実上、強くなったのと同じ効果が得られます。
適度に受け流す力も、生きる力の1つなのです。