企業のウェブサイトを確認すると、次のような注意書きを見かけることがあります。
「当社は、OB・OG訪問を受け付けておりません」
企業によっては、最初からOB・OG訪問を断っているところがあります。
理由は、さまざまです。
人事に、OB・OG訪問の手間や人員を確保する余裕がない。
もしくは、社内の情報が外部に漏れるのを防ぐなどの理由です。
この場合、企業を通してOB・OG訪問を申し込んでも、やはり断られると考えたほうがいいでしょう。
では、諦めるしかないのでしょうか。
いいえ、諦めるのはまだ早いです。
企業を通すのが無理なら、別のルートを探ってみましょう。
たとえば、知り合いを通して紹介してもらう方法です。
つてのつてでも、かまいません。
人脈を最大限に活用して、コンタクトを取りましょう。
「OB・OG訪問」がダメなら「プライベートで会う」ということにすればいいのです。
どんな企業でも、社員がプライベートで人と会うことに関しては、原則、禁じていないはずです。
OB・OG訪問を禁止している企業は、プライベートで会うことにすれば、形式上、問題ないでしょう。
もちろん必ずしも相手が受け入れてくれるとは限りませんが、試す価値はあります。
簡単に諦めるのではありません。
別の手段がないか、考えることが大切です。