面接での受け答えに、くどい話し方は不要です。
面接で答える際は基本的に、結論から話すようにしましょう。
たとえば「長所はどこですか」と聞かれたとします。
このとき、結論を後回しにした話し方をしていませんか。
「私は学生時代、ボランティア活動をしていました。その中で感じたことは、助け合うことの重要性であり……」
こうした詳しい説明から話が始まると、面接官は「結局、長所は何なのか」と思います。
長々とした話し方は、面接官にとってもストレスを感じます。
たしかに詳しい説明や説得も必要です。
しかし、人の集中力は、それほど長く持つわけではありません。
結論を後回しにした話し方にすると、集中力が途切れ、主張や焦点が曖昧になる傾向があります。
面接では、結論から話すようにしましょう。
「私の長所は忍耐力です。その理由は、学生時代のボランティアの経験で感じました。具体的に言うと……」
ビジネスでは結論から話すのが常識であるように、面接でも同じです。
詳しく話をするなら、結論の後です。
結論から話すことで、話が明確になるため、聞きやすくなります。
印象にも残りやすくなります。
「志望動機は何か」「短所は何か」「信念は何か」などの質問でも、同様です。
結論から話すだけで、あなたの話はわかりやすくなり、印象もよくなるのです。