面接では、口頭でのやりとりが中心です。
実際に声を出して、質問の受け答えをします。
受け答えと言えば「就業意欲を伝える」「簡潔にわかりやすく返事をする」など、回答内容に注意が向くのではないでしょうか。
もちろん回答内容も重要なのですが、意外な点で評価を落としていることがあります。
語尾なのです。
話をするとき、語尾を濁していませんか。
語尾を濁すと、言葉の力が半減します。
「できます」と言ったとき、語尾が弱いと「本当にできるだろうか」と不安を持たれるでしょう。
「やらせてください」と言ったとき、語尾が弱いと「本当にやる気があるのだろうか」と疑われるでしょう。
弱い語尾は、自信のなさの表れです。
語尾が弱いと、何を言っても、言葉を信用してもらいにくくなります。
回答内容ばかりに力を入れるのではなく、語尾にも力を入れましょう。
おかしなことでも、恥ずかしいことでもありません。
自信のある発言は、語尾をはっきり言い切るのが自然です。
語尾に力を入れて「できます」「やらせてください」と言い切りましょう。
語尾をはっきり言い切るから、言葉もはっきり伝わります。