部屋の掃除は、面白い。
部屋の掃除は、たいていささいなきっかけから始まります。
勉強中、机の端の汚れがふと目にとまり、ティッシュで拭き取ります。
せっかくティッシュを手にしているので「ついでに」と思い、ほかの部分の掃除もします。
すると、掃除の範囲が、だんだん広がります。
机の引き出しを掃除し始めるうちに、本棚にも掃除の手が伸びていきます。
きれいになる快感がやめられず、さらに掃除の範囲が広がります。
気づけば、部屋全体の本格的な大掃除になっているのです。
そうした経験をした人も、多いのではないでしょうか。
夢も、部屋の掃除のようなものです。
夢と言えば、大げさで大変であるようなイメージがありますが、そうではありません。
気づけば、すごいことをやっているのが、夢です。
最初は「面白そうだ」と思い、軽い気持ちで始めます。
始めると、もっと面白くなり、だんだん深みが増します。
知識や技術が向上する快感がやめられず、だんだん夢へのスピードが加速します。
気づけば、本格的になっているのです。
夢は、軽い気持ちで始めたほうがうまくいきます。
気づけば、本格的になっているのです。