夢は、歴史のある陶磁器に触れるようなものです。
「これは、300年前に作られた陶磁器です。国宝級です」
そう言われて手にする陶磁器は、軽くても、重く感じます。
本物の陶磁器は、やはり違います。
冷たくても、熱く感じます。
その陶磁器を作った人の情熱が、手触りから、ひしひし伝わってきます。
長い歴史がある分、重みがあるように感じます。
得られることは、ほかにも数多くあります。
本物と言われるものが、どういうものなのか、発見できます。
形、手触り、色合い、作り方などです。
「本物とはこういうことなのか」というのが、直感的に理解できます。
自分の中に「一流」と呼ばれる概念が、流れ込んできます。
自分が作るとき「どうすればいいのか」という、道筋のようなものが、わかるのです。