早押しのクイズ番組を見ていると、面白い答え方をする出演者を見かけることがあります。
答えがわかってから、ボタンを押すのではありません。
ボタンを押してから、考えるのです。
賢い方法です。
ボタンを押して「ええと、その、あの、なんだったな」と時間を稼いでいるうちに答えを考えて、正解してしまいます。
早押しクイズは、最初にボタンを押した人だけにチャンスが与えられるため、スピードが命なのです。
夢も、早押しのクイズ番組と同じです。
答えがわかってから、ボタンを押すのではありません。
答えがわからなくても、問われた瞬間に、ボタンを押してしまうのです。
「誰かできる人はいますか」と言われれば「はい」と手を挙げましょう。
最初に手を挙げるのが、重要です。
チャンスは、誰にでも与えられるわけではありません。
最初に手を挙げた人だけに、チャンスが与えられます。
できないことは、頼まれてから、できるようになればいいのです。
わからないことは、問われてから、調べればいいのです。
チャンスが巡ってきてから、必死で悪あがきすれば、何とかなるでしょう。
勝負が決まるのは「いかにできるか」より「いかに早いか」です。