執筆者:水口貴博

試合で結果を出す30の方法

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プロ選手が、冷たい水を飲んだり頭からかぶったりする理由とは。

プロ選手が、冷たい水を飲んだり頭からかぶったりする理由とは。 | 試合で結果を出す30の方法

ボクシングでは、休憩に入ると、おなじみの光景があります。

コーナーの椅子に座るやいなや、頭から水をかぶせられるシーンです。

汗や出血などを一度にきれいに洗い流す意味もありますが、それだけの意味ではありません。

実際、あの水は、かなり冷たいです。

氷水です。

頭を冷やしているのです。

これはボクシングだけではなく、ほかのスポーツにも見られます。

サッカーでもラグビーでもマラソンでも、試合の途中に、水を頭からかぶったり飲んだりする光景があります。

体を冷やすためです。

試合中、必死になるほど、体も頭も熱くなります。

熱くなるのはいいのですが、熱くなりすぎるのはよくありません。

熱くなりすぎると、ぼうっとします。

熱さも、一線を越えると、体にとって害になります。

真夏の炎天下では、頭がぼうっとしますが、同じ状況です。

体が重くなり、思考力が低下するのです。

ちなみにさらに熱くなると、生命の危険にも関わります。

風邪を引いたとき、熱が40度を超えると、命に関わる話と同じです。

「試合に熱くなる」とよく耳にしますが、実際熱くなりすぎるのは、試合にも健康にもよくないのです。

そういうときこそ、道具の力です。

試合には、冷たいものを持参しましょう。

冷たいタオル、冷たい水、氷などです。

試合中、冷たいタオルをおでこや頬に当てると、頭が冷えます。

試合中の水分補給では、できるだけ冷たい水が最適です。

冷たい水が体内に取り込まれることで、水分補給と同時に、熱くなりすぎた体を、体内から冷やせます。

場合によっては、頭から水をかぶるのもいいでしょう。

冷たいものに触れると、物理的に体が冷えます。

体が冷えることで、熱くなっていた肉体や精神が落ち着いてくるのです。

一瞬にして、正常な思考が戻るのです。

試合で結果を出す方法(27)
  • 熱くなりすぎた体は、冷たいもので冷やす。
負けて道具に八つ当たりする人は、実力が伸びない。

試合で結果を出す30の方法

  1. 勝とうと思うのではない。
    全力を出し切ろうと思うのだ。
  2. 試合前日、早めに寝ると、かえって体調を崩しやすくなる。
  3. 試合当日は、食べすぎない。
  4. 胸を張りながら両手を腰に当てるだけで、闘争心が高まってくる。
  5. 曇りの日も雨の日も、テンションを上げるきっかけにできる。
  6. なぜプロ選手は「作戦を考えていない」と答えるのか。
  7. 人が求める理想は追わない。
    自分が求める理想を追う。
  8. 試合前に「頑張るから見ていてね」と言えば、潜在的な力が発揮できる。
  9. 負けるところを想像しないのも自己管理。
    勝つところを想像するのも自己管理。
  10. 本番をゴールだと考えない。
    夢に向かう目標の1つだと考える。
  11. 今まで積み重ねてきた練習を思い浮かべると、底力が湧き出てくる。
  12. 初心に返ると、好きな気持ちがよみがえる。
  13. 試合前に言い訳をすると、実力の発揮を妨げる。
  14. 試合が始まってから気合を入れるのでは、遅すぎる。
  15. 顔を叩くと、気合が入りやすい。
  16. 新しいユニホームを着て、本番でどきっとした経験。
  17. 試合前に不利になりやすい、3パターンの目の合わせ方。
  18. 試合前は、にやりとした笑顔で、相手の目をじっと見つめる。
  19. どれだけ格下の弱い相手であろうと、不誠実な態度で戦うのはよくない。
    勝負であるかぎり真剣な態度で挑むこと。
  20. 本番の試合に限って実力を発揮できない選手に抜けている、大事な練習とは。
  21. ミスを取り返そうとすると、余計にミスが増える。
  22. 試合中のミスは、ミスをした瞬間に忘れるのが一番。
  23. 相手選手に「ミスをしろ」と念じるほど、自分がミスをしやすくなる。
  24. 一方的に試合が進んだとき、つまらない試合と面白い試合の違いとは。
  25. どれだけ不利になっても、弱気の表情だけは見せない。
  26. 試合が優勢でも劣勢でも、常に掛け声は出し続ける。
  27. プロ選手が、冷たい水を飲んだり頭からかぶったりする理由とは。
  28. 負けて道具に八つ当たりする人は、実力が伸びない。
  29. 試合が終わった後、応援してくれた人にきちんとお礼を伝える。
  30. 試合に負けて、のこのこ自宅に帰らない。

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