好きな人とは、きちんとした話をしなければならないと思います。
やはり好かれたいからです。
好印象につながるであろう話題や話し方を、意識します。
好きな人の前になると、面接を受けるかのように、急におとなしくなったり緊張したりするのです。
たしかに恋のアプローチは大切です。
好きな人を振り向かせたければ、思わせぶりの行動・発言・態度が必要です。
少しずつ気持ちが伝わり、相手も意識し始めるでしょう。
しかし、そうした思わせぶりの態度も必要である一方、もっと基本的なことがおろそかになりがちです。
くだらない会話です。
友人とはよくするくだらない会話を、好きな人の前ではすっかり忘れていることがあるのです。
好きな人とどんな会話をすればいいのかというと、くだらない話です。
何でもない話をして時間をつぶしたり、ばかばかしい話に大笑いしたりするだけです。
くだらない話ができる人とは、必ず親密になります。
安心できるからです。
リラックスできます。
親しくなるためには、そうした安らぎが必要です。
くだらない会話をたくさん交わして、告白さえ緊張しなくなるくらい、打ち解けた仲になりましょう。
すると、告白もすんなりできます。
気づけば、付き合っているのです。