恥ずかしい経験を避けるのは、実に簡単です。
挑戦を避けるだけでいいのです。
「恥ずかしい経験はあまりないなあ」という人は、恥ずかしいです。
それは何も行動していないからです。
「私の人生は逃げてばかりです」と言っているようなものです。
恥ずかしさがない人生を自慢するようになったら、終わりです。
本当は逆なのです。
「恥ずかしい経験がたくさんあるよ」と言えるのが、いいのです。
きちんと行動できている証拠です。
挑戦に立ち向かう人生です。
特に、死ぬほど恥ずかしい経験があるのは、貴重です。
それが、告白です。
告白は、人生で最も恥ずかしいことの1つです。
人生に一度くらい、死ぬほど恥ずかしい経験があったほうがいいです。
死ぬほど恥ずかしい経験があれば、勇気を出して一生懸命に行動できた証拠です。
そういう経験は、一生涯の思い出になります。
死ぬほど恥ずかしい経験をしても、死ぬことはありません。
死ぬほど恥ずかしい経験ができれば、恥ずかしくても死ぬことはない事実を、身をもって確認できます。
「ああ。恥ずかしかったなあ」と思っても、しばらく経てば、元どおりです。
つまり、恥ずかしさとは、その程度なのです。
何か大変なことがあっても「あのときに比べれば、ましだな」と思えるようになります。
「死ぬほど恥ずかしい思いをした経験があるよ」と言えるのは、素晴らしいことです。
遠回しに「私は勇気があります」という自慢ができます。
それが、一生懸命に生きていることです。