体を不潔にしていると、においやすくなります。
汗、垢、皮脂が混ざると、細菌が繁殖して、異臭を放ち始めます。
これは耳も同じです。
耳の穴も、汗をかきますし、垢も皮脂も出てきます。
耳の掃除を忘れていると、汚れがたまって不潔になり、耳がにおいやすくなるのです。
定期的な耳掃除は、体臭予防の1つです。
ただし、耳のにおいは、必ずしも、耳掃除のし忘れだけが原因とは限りません。
耳の病気でにおい始めることもあります。
代表としては 「中耳炎」です。
細菌の感染によって起こる中耳の炎症です。
耳の中で炎症を起こした結果、膿ができたり菌が繁殖したりすると、異臭を放ち始めることがあるのです。
耳は、自分で見たりにおったりできませんね。
「なんだろう」と思って、自分の指や耳かきでいじっていると、症状を悪化させてしまいます。
中耳炎の特徴は、ふさいだような耳の感覚、耳の痛みや耳鳴り、発熱などです。
こうした様子があれば、自分で無理に触ろうとせず、耳鼻科の医師に診てもらいましょう。
早めの対処が、肝心です。