相性のいい化粧品に恵まれ、肌の調子がよい日々が続いていました。
自分の肌に合った化粧品があるのは、素晴らしいことです。
そんな平穏な日々に、異変が起こります。
ある日から突然、急に肌のトラブルに悩まされ始めるのです。
まず考えられるトラブルは、大人のにきびです。
ストレスが増えたり生活環境が変わったりなど、それなりの心当たりがあれば、対処のしようがあります。
しかし、です。
不思議なことに、昔と何も変わったことをしていない。
睡眠時間も、食事内容も、ストレスも問題なし。
変わったことをしていないのに、急にトラブルが発生することがあるのです。
心当たりがあるならわかりますが、何も変わったことをしていないにもかかわらず、急に肌が荒れ始めるのは、不自然です。
一生懸命に原因を探そうとしますが、意外なものが、原因である可能性があります。
昔から愛用している化粧品です。
昔から愛用している化粧品でも、ある日から、肌に合わなくなることがあります。
化粧品が変わったのではなく、自分の肌が変化したからです。
肌は、年々、変化しています。
出会ったころは相性がよくても、年を重ねるにつれて、肌質が変化します。
その結果、肌と化粧品の相性が合わなくなり、肌のトラブルが発生することがあるのです。
昔から愛用している実績があるからとはいえ、100パーセント安心できるとは限りません。
使用期間が長い化粧品ほど愛着が深く、手放しにくいことでしょう。
しかし、執着していると、さらなる肌トラブルという悲劇を生むばかりです。
肌質が変わったなと思えば、その事実を認めることが大切です。
変わった肌に合わせて、化粧品を選び直しましょう。
昔から愛用している化粧品でも手放す勇気が、あなたの美を維持するのです。