普段の生活でも「ビタミンCが豊富な果物」というイメージが強いものと言えば、やはりレモンですね。
唐揚げにレモンをかけたり、紅茶にレモンを入れたりなど、身近な食材です。
食品売り場でも、手頃な値段で簡単に手に入れることができます。
レモンは、ビタミンCが豊富ですから、美肌を意識する女性なら、積極的に取っている人が多いことでしょう。
しかし、です。
話をひっくり返すようで申し訳ありませんが、レモンは要注意です。
実のところ、レモンはしみができやすい食べ物なのです。
レモンに含まれる「ソラレン」という物質は、紫外線の感受性を高める作用があります。
たとえば、朝食でレモンティーを飲めば、昼間に当たるわずかな紫外線まで強く反応するようになり、しみもできやすくなるのです。
肌にいいと思っていた果物が、実は肌の敵になるとは、驚きですね。
「もっと早く知っておけばよかった」と思います。
ただし、レモンは常に悪者ではありません。
このソラレンという物質は、代謝が早いのが特徴です。
摂取しておよそ3時間もすれば、代謝されます。
タイミングが重要です。
レモンを口にするなら「夕方から夜」がおすすめです。
紫外線に当たらない時間帯にレモンを取れば、しみの原因にはなりません。
レモンは口にするタイミングによって、敵にも味方にもなるのです。