化粧水の規定量は、化粧品によって異なります。
説明書に書いてある規定量を守ることで、化粧水がうたう効果を発揮できます。
化粧水を使うとき、手を使っても、コットンを使ってもかまいません。
一番よくないのは、ちびちび使うことです。
人間心理から言えば、値段が高い高級なものほど、大切に使おうという気持ちが強くなるため、ちびちび使う傾向が強くなります。
高級・高機能でも、効果を十二分に発揮できていない場合が多いのです。
一般的に化粧水は、多すぎる分にはいいのですが、少なすぎるのは問題です。
ちびちび使うと、効果が半減したり、顔の一部に塗れない部分が出てきたりします。
どんなに高級で高機能な化粧水でも、塗り損ねた部分があると、意味がありません。
無意識というのは、知らずのうちに出てくるものです。
いつも使っている化粧品の使用量と、化粧品に書かれている規定量を見比べてみましょう。
規定量より少なくなっていませんか。
値段が高いから長く使いたい気持ちがあるでしょうが、ちびちび使うのはおすすめできません。
少なすぎるくらいなら、多めに使うほうがまだましです。
少なくて効果が小さくなるくらいなら、少し多めに手に取って、たっぷり塗りすぎるくらいの気持ちを心がけましょう。
化粧品の蓋を開けた瞬間から酸化が始まり、どんどん品質が落ちていきます。
もったいないからとはいえ、ちびちびと長く使っていると、効果が半減するだけでなく、化粧品の品質まで落としてしまいます。
化粧品類の減りは早くていいのです。
「もったいない」という気持ちは、私たちの美徳の1つですが、美肌に関しては妨げになるだけです。
もったいない気持ちを捨てるのが、美肌への第一歩。
規定量に罪悪感を抱かず、贅沢に使いましょう。