ファンデーションは、厚く塗るくらいなら、薄く塗りましょう。
年齢を重ねるにつれて、肌の欠点を隠そうとする意識が強くなりがちです。
特にファンデーションを厚く塗ってしまいやすい。
肌の欠点、くすみ、しわなど、ファンデーションを厚くすることで、隠せるような気になります。
しかし、これは逆効果です。
隠れればいいわけではありません。
「隠している」という状態が見えると、メイクは失敗です。
隠せば隠すほど、もっと老け顔に見えてしまい、悪循環になります。
「いかにもメイクをしています」という印象が、強くなりすぎるのです。
一番よく見られるパターンは、地肌より明るいファンデーションを、厚塗りするケースです。
地肌より白いファンデーションは、ただでさえ目立ちます。
そのうえ、厚塗りすると、メイクと言うより、もはや舞台メイクです。
ファンデーションに限らず、肌につやを出したり、目元や口元をきゅっと上げたりするメイクでも同じです。
やりすぎない。
適度さが大切です。
ナチュラルに仕上げつつも、肌につやを出して、目元と口元を引き締めましょう。
ファンデーションの厚塗りをやめるほうが、若返りの効果が高いのです。