人間の心は、いつもおなかをすかしています。
愛が欲しくてたまらず、心はいつもおなかをすかしているのです。
生まれてからこれまでに、自分の心の中にどれだけたくさんの愛情を注ぎ込んできましたか。
人間が生きていくためには食べ物を食べないと成長できないように、心が健全に育っていくには愛が必要です。
心が生きていくためには、愛が必要不可欠なのです。
にもかかわらず、今の社会は愛に触れる機会が、昔と比べ、少なくなってきています。
テレビゲームの普及により、家にこもりきりの人もいます。
核家族化が進み、おじいちゃんおばあちゃんと暮らしている人は少なくなっています。
男性も女性も仕事で家におらず、寂しがっている子どもも増えています。
昔と比べると、今はたくさんのストレスに満ち、人間関係も薄くなってきています。
そのためほとんどの人が「愛の欠乏症」になっています。
愛が欲しくてたまらないのです。
あなたに限らず、みんな愛情とそれに伴った安心を欲しがっています。
相手もあなたと同じような気持ちでいることをわかってあげましょう。
相手を愛すれば愛するほど、相手を理解してあげればあげるほど、相手も不安がなくなり、心を開いて接してくるようになります。
愛が欲しいのは自分だけでなく、相手も欲しがっていることを理解できれば、愛情のやりとりがスムーズにできるようになります。