執筆者:水口貴博

場を盛り上げる30の会話術

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嫌いな話で盛り上げるより、好きな話で盛り上げる。これが気持ちのいい会話の鉄則。

嫌いな話で盛り上げるより、好きな話で盛り上げる。これが気持ちのいい会話の鉄則。 | 場を盛り上げる30の会話術

盛り上げる会話には、2種類あります。

「好きなことについて」と「嫌いなことについて」です。

どちらも盛り上がりはします。

しかし、盛り上がり方に違いがあります。

気持ちよく会話を盛り上げるなら、好きなことについて話をしましょう。

好きなことについて話をすると、自然と会話が盛り上がります。

元気になります。

たとえば、食べ物についてです。

「どんな食べ物が嫌い」と「どんな食べ物が好き」を比べてみましょう。

どちらの話題も盛り上がりはしますが、盛り上がり方に違いがあります。

「どんな食べ物が嫌い」という会話でも盛り上がりはしますが、雰囲気が悪くなります。

嫌いな食べ物を想像しながら話をしているので、吐き気がしたり、いらいらしたりするのです。

一方「どんな食べ物が好き」という会話も盛り上がります。

好きな食べ物の話をすれば、うきうき心が躍ってきます。

そもそも自分が好きなものについてですから、積極的に聞いてもらいたい話題です。

話をしているだけで元気になりますし、ポジティブになります。

好きな食べ物なので、話をしているうちに食欲が湧いてきます。

「じゃあ、一緒に食べに行こうか」という行動力が出てきます。

これで相手とより親密になれるのです。

話をしているうちに、元気になり勢いがつくのです。

お互いが好きな趣味について紹介し合う話題を出してみましょう。

これは、好きな映画、好きな俳優、好きな音楽など、あらゆるジャンルに通じます。

嫌いな話より、好きな話です。

嫌いな話で盛り上げるのではなく、好きな話で盛り上げるのが、気持ちのいい会話の鉄則なのです。

場を盛り上げる会話術(1)
  • 嫌いな話題より、好きなことを話題にして、話をする。
大きな反応を心がけると、会話のテンポは、どんどんよくなる。

場を盛り上げる30の会話術

  1. 嫌いな話で盛り上げるより、好きな話で盛り上げる。
    これが気持ちのいい会話の鉄則。
  2. 大きな反応を心がけると、会話のテンポは、どんどんよくなる。
  3. 会話の反応は、言葉より表情に力を入れる。
  4. 「うん。
    そうだね」より「うん。
    うん。
    そうだね」。
  5. 「どうせ誰にでも言っているんでしょ」は禁句。
  6. わからない話が出たとき、相手を褒めるチャンスでもある。
  7. 会話の乗りがいい人は、負けるとわかっている喧嘩を売ってくる。
  8. お互いの共通点は、会話が盛り上がりやすい。
  9. 質問しながら、相手をさらりと褒める方法。
  10. 歓迎するフレーズを言えば、会話の乗りが自然とよくなる。
  11. 返事をあと0.1秒早くするだけで、会話のテンポは変わる。
  12. リラックスできるとはいえ、椅子の背にもたれたままの会話はよくない。
  13. 経験がなくても会話を続けられる、上手な返事の仕方。
  14. 大まかに話すと、会話のテンポがよくなる。
  15. 「感謝」だけの表現から「感謝+褒める」の表現へと変える。
  16. 嫌いなことの話をすると、なぜか大笑いする。
    そんな相手の本当の心理に、気づいていますか。
  17. 会話中、一瞬時計に視線が動くだけで、会話のテンポが悪くなる。
  18. 会話を、会話だけで、終わらせない。
  19. 「少し違う」と思うくらいでは、あえて反論しない。
  20. テーマについて知っていることを聞かれる前に話すと、盛り上がる。
  21. 会話上手な人は、いざというときのために、飴玉を持っている。
  22. 誰かと一緒に飲むお酒は、適量を守りにくい。
  23. 同じ会話は二度とできない意識を持つ。
  24. 自分の話した好物の話が、相手の人生を豊かにする。
  25. 相手を元気にさせる魔法の言葉。
    「その魅力は何?」
  26. 「その気持ちわかる」より「似たような経験がある」のほうがいい。
  27. 気の利いた返事をされると、いくら話をしても、疲れない。
  28. 会話に、正論を持ち込まない。
  29. 意外な発言を聞いても、どん引きした表情を表に出さない。
  30. いずれにせよは、言わないほうがいい。

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