盛り上げる会話には、2種類あります。
「好きなことについて」と「嫌いなことについて」です。
どちらも盛り上がりはします。
しかし、盛り上がり方に違いがあります。
気持ちよく会話を盛り上げるなら、好きなことについて話をしましょう。
好きなことについて話をすると、自然と会話が盛り上がります。
元気になります。
たとえば、食べ物についてです。
「どんな食べ物が嫌い」と「どんな食べ物が好き」を比べてみましょう。
どちらの話題も盛り上がりはしますが、盛り上がり方に違いがあります。
「どんな食べ物が嫌い」という会話でも盛り上がりはしますが、雰囲気が悪くなります。
嫌いな食べ物を想像しながら話をしているので、吐き気がしたり、いらいらしたりするのです。
一方「どんな食べ物が好き」という会話も盛り上がります。
好きな食べ物の話をすれば、うきうき心が躍ってきます。
そもそも自分が好きなものについてですから、積極的に聞いてもらいたい話題です。
話をしているだけで元気になりますし、ポジティブになります。
好きな食べ物なので、話をしているうちに食欲が湧いてきます。
「じゃあ、一緒に食べに行こうか」という行動力が出てきます。
これで相手とより親密になれるのです。
話をしているうちに、元気になり勢いがつくのです。
お互いが好きな趣味について紹介し合う話題を出してみましょう。
これは、好きな映画、好きな俳優、好きな音楽など、あらゆるジャンルに通じます。
嫌いな話より、好きな話です。
嫌いな話で盛り上げるのではなく、好きな話で盛り上げるのが、気持ちのいい会話の鉄則なのです。