海外旅行で危ないのは、旅の途中だけではありません。
私の個人的な経験ですが、油断するのは、旅が終わった直後です。
長期の海外旅行では、朝から晩まで体を動かします。
旅が充実していればリフレッシュもできるのですが、やはり知らないところで疲れはたまっているものです。
数多くの観光地を歩き回るため体を動かしたり、慣れない土地での防犯に気を使ったりします。
しかも旅の途中は緊張感があるため、疲れは感じにくいのです。
注意をするのは、帰国した直後です。
「ようやく帰った」
帰国して、自分の住み慣れた部屋に戻るやいなや、体全身が重くなるのです。
緊張の糸が切れて、元のリラックスした状態に戻った瞬間、これまでたまっていた心身の疲れが、押し寄せてきます。
特に長期旅行の帰国直後ほど、危ない。
長期ほど、疲れがたまりやすく、旅行が終わった跡のギャップが激しいのです。
旅行直後、ブルーになるのは珍しいことではありません。
肉体面だけでなく精神面の疲れもあり「動けない。動きたくない」という状況があります。
もし帰国直後に仕事があれば、差し支えることでしょう。
私も帰国直後は、頭も体もふらふらしていて、仕事のミスにつながりそうになったことがあります。
長期旅行ほど、帰国した次の日は、無難にもう1日ブランクを空けることをおすすめします。