何度か海外旅行をして、私なりの教訓があります。
「ホテルは繁華街のど真ん中を狙え」です。
ニューヨークへ旅行に行ったとき、目指したのは繁華街のど真ん中でした。
タイムズ・スクエアから、歩いて3分のホテルです。
これが大正解でした。
ホテルの立地条件というのは、重要です。
拠点をどこにするかで、次のステップがまったく変わります。
安いホテルを探そうとすると、郊外になります。
宿泊料の節約はできますが、デメリットもあります。
立地条件が悪いため、ホテルから駅まで歩かされ、電車の移動時間もかかります。
単なる移動のためだけに、時間・お金・体力が要求されるのです。
一方、繁華街の中心にあるホテルはどうでしょう。
ホテルを出た瞬間から、至る所に見どころがあります。
歩ける距離の範囲に、観光、グルメ、ショッピングなど、あらゆるものが集結しています。
時間が空いたときに出向き、疲れたらホテルに戻って一休みし、また出かけることができます。
もちろん立地条件がいいので、ホテル代は少し高くなります。
しかし、実際は、そうとも言い切れないのです。
場所がいいですから、タクシー、電車、バスなどに頼る必要はありません。
移動する時間、移動する体力、交通費が大幅にカットできるのです。
多少ホテル代は高くても、そのデメリットを相殺できるほどのメリットが揃っているのです。
総合的なメリットを考えると、むしろ格安とも考えられるでしょう。
それに気づいてからというもの、もっぱらホテルは繁華街のど真ん中を選ぶようになりました。
高いようで、実は安いのです。