もちろん父親も育児に参加です。
母から「手伝ってよ」と言われてからでは遅い。
むしろ父から「今日は子どもの面倒は自分が見るよ」と言うくらいがちょうどいいでしょう。
父と母との仲がいいから、育児を手伝うのではありません。
父が育児を手伝うから、母との仲がよくなります。
母の育児の大変さを、身をもって理解できるようになるからです。
単なる手助け以上の意味があります。
時間のある週末は、父が完全に母代わりの役を演じてみてはどうでしょうか。
子どもの遊び相手になる。
子どもの食事を作る。
子どものために、絵本を読む。
子どもと一緒にお風呂に入る。
短い時間でも、この時間はとても意義があります。
子どもは、手がかかります。
面倒なことばかりの連続です。
「育児は本当に大変だなあ。自分も仕事で大変だけど、お母さんも頑張っているんだな。偉いなあ」
母の大変さを理解できるようになり、自然と母への態度が優しくなります。
母の大変さを理解するには、やはり父も育児に参加するのが一番です。
育児とは、父と母のチームプレーです。
父と母との仲がよいと、子どもへの影響もよくなります。
2人の仲の笑顔が増えたり助け合ったりしているのは、子どもでもわかります。
父と母とがお互いに協力し合うために、母に任せがちな育児を、父も積極的に参加しましょう。