テストで悪い点を取れば、叱る。
テストで良い点を取れば、褒める。
親としては、子どもの成績で善しあしを判断してしまいがちです。
点数の善しあしで「叱る・褒める」というのは、あまりいいことではありません。
子を思う親心としては「できなかった部分」に着目してしまいがちです。
丸がついているところはできているからそのままにして、できていないバツがついているところを指摘します。
そうではありません。
まず、正解できたところに着目します。
テストの結果を見て、バツ印を最初に見る癖がついていませんか。
バツ印より先に、丸がついているところを見るようにしましょう。
テストで悪い点をとっても、上手に褒めることができます。
「丸がたくさんついているね。もう少し頑張れば、もっとたくさん丸がもらえるよ」
そういう言い方をすればいい。
できているところを見て、褒めてあげます。
子どもは「もっと褒められたい。もっと勉強するぞ」とやる気を出します。