ファッションセンスを磨くのは、勉強です。
学校でする勉強では、黒板の前で先生が進める授業を見聞きして学びます。
では、ファッションセンスの勉強はどこでするのかというと、街です。
あなたが街を歩いていて「おしゃれな服を着ているなあ」という人を探しましょう。
その人は、先生です。
あなたにとって、ファッションモデルとなる先生です。
たしかに自分のファッションを磨くために、鏡を使って自分ばかりを見るのも大切です。
しかし、自分を見る前にまず他人に目を向けてみましょう。
「素晴らしい、かっこいい、かわいい、クールだ」と思う人を見つけ、ファッションセンスは他人から取り入れればいい。
もちろんすべてを完全に同じにする意味ではありません。
あくまで「着こなし方」や「色の組み合わせ」などを参考にするということです。
「なぜ自分がかっこいいと感じたのか」という部分にまで注意を向けて、研究しましょう。
「色なのか」
「形なのか」
「デザインなのか」
「組み合わせなのか」
「アクセサリーなのか」
他人のファッションを見て、ぴんとくるセンスを大切にしましょう。
あなたの好みはそういう部分で見つかります。
あなたが他人を見て「いいな」と思う部分こそ、あなたの好みということです。
自分の好みは、他人を見ることで発見できるのです。