心理学の実験でこんな事例があります。
2つの橋があります。
今にも壊れそうな橋と、丈夫にできた橋です。
男女のペアがそれぞれの橋を渡って、お互いが仲良くなる効果があるのは、今にも壊れそうな橋を一緒に渡ったときだそうです。
この現象は、壊れそうな橋を渡るときにお互いがどきどきする。
その「どきどき」が、恋愛でのどきどきと脳が同じと見なして、相手に知らず知らずのうちに好意を持ってしまう結果です。
人間の脳というのは、面白いものです。
つまり、どきどきできるシチュエーションを一緒に楽しむことで、意図的に相手と仲良くなることができるのです。
肝試しのときも同じです。
男女のペアで肝試しをすると相手と仲良くなれます。
スポーツを一緒にやることも同じです。
私は以前ある女の子と一緒に山登りをしたとき、山に登っている最中はとても話が弾んだことを覚えています。
登っているときは息苦しいのですが、山登りでどきどきすることでテンションが高くなったのです。
どきどきすることで、気持ちを高ぶらせる効果があるのです。