大好きでたまらないとき、相手を誰にも渡したくないと思います。
好きな人を手に入れてしまったら、誰にも触れさせたくないのです。
それで結果として、恋人を「束縛」してしまいます。
束縛をすると、お互いに行動が制限されます。
やりたいことがあっても、行動に制限があると、何もできなくなります。
唯一、与える幸せといえば「自分と一緒にいる時間」のみ。
これは隔離です。
外の世界と触れることができないなら、相手は十分に人生を楽しむことができません。
自分といるときが最高の時間なのだとエゴを張るのではありません。
相手のことが好きだからこそ、相手の人生を尊重し、束縛から解放するのです。
思い切って、外の世界へ解放させてあげましょう。
人間、動物など、生きとし生けるものすべてそうですが、最後に帰るところは、自分にとって「一番居心地のいいところ」です。
家族のところもあれば、故郷でもあるでしょう。
鎖を外し開放しても、最後に戻ってくるなら「あなたと一緒にいる時間が、一番居心地がいい」ということです。
見えない糸でつながっているのです。
それが「赤い糸」です。