執筆者:水口貴博

社内ビジネスマナーの30の基本

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風邪を引いたときには、無理をせず休む。

風邪を引いたときには、無理をせず休む。 | 社内ビジネスマナーの30の基本

私と一緒に仕事をしている人が、風邪を引いているにもかかわらず出社していました。

「ちょっとの風邪くらいで休めない」

「やらなければいけない仕事が山積みなんだ」

本人は、仕事への熱意があるようです。

さて、その次の日のことです。

その人の正面に座っていた人が、せきをし始めました。

どうやら風邪が移ったようです。

また次の日。

今度は隣の人が咳をし始めました。

風邪を移された数名が、同時に会社を休んでしまうことになりました。

数人の欠勤者が同時に出たため、仕事は目まぐるしく大忙しになってしまいました。

風邪は伝染する病です。

1人の風邪でも、たくさんの人に移してしまう可能性があります。

学生のころは、風邪を引いても学校に行けば「頑張っているね」と褒めてくれます。

しかし、社会人になってからは、別です。

風邪を引いたら、基本的に会社に来てはいけません。

咳をしてほかの人に風邪を移してしまう可能性が高いからです。

1人の風邪が、ほかの大勢に移ってしまうと、仕事に大きな影響を及ぼしてしまいます。

1人がいなくなるだけでも困る仕事で、2人も3人も休まれては、仕事が回らなくなります。

風邪を引いているにもかかわらず、キャンセルできない仕事もあることでしょう。

そういう場合は、必ずマスクを付けるようにしましょう。

見かけが悪くても、マナーです。

社内ビジネスマナーの基本(4)
  • 風邪を引いてしまったら、無理をしないで休む。
風邪を引きかけているときには、マスクを付けておこう。

社内ビジネスマナーの30の基本

  1. 仕事マナーがあれば、嫌いな人とも一緒に仕事ができる。
  2. 「ご苦労さま」と「お疲れさま」の違いに気をつけよう。
  3. 取り出したものは、使い終われば、元の場所に戻す。
  4. 風邪を引いたときには、無理をせず休む。
  5. 風邪を引きかけているときには、マスクを付けておこう。
  6. いつの間にか二重敬語を使っていませんか。
  7. 報告・連絡・相談は、社会人としての基本マナー。
  8. 休暇届を、直前になって出すのはタブー。
  9. ストレスがかかっているときは、ストレスを感じない。
  10. 欠勤の連絡を、親にさせない。
  11. 遅刻連絡のときには「遅れる理由」と「目安」を伝えるようにしよう。
  12. 会社にある備品は、持ち帰ってはいけない。
  13. 長時間席を外す場合には、ほかの人に伝えておくこと。
  14. 言葉遣い(敬語・謙譲語・丁寧語)は、社会人にとって欠かせない技能。
  15. 社内の話を、社外で話してはいけない。
  16. 会社の上下関係は「年齢」ではなく「キャリア」である。
  17. ダメと言っている人が、ダメになる。
  18. デスクの上の整理整頓も、仕事の1つ。
  19. 挨拶をすれば、人間関係がよくなる。
  20. 挨拶は、言われる前に、言う。
  21. 失敗は、して落ち込むのではない。
    して、飛躍するのだ。
  22. いくらベテランでも、新しい職場では新人である。
  23. いくら定時が過ぎているとはいえ、直帰する場合には、会社に連絡をする。
  24. 社会人になってからは、悪い癖は無視できない。
  25. プリンターの使い方を覚えるのも、仕事のうち。
  26. クッション言葉で、言いにくい一言が、言いやすくなる。
  27. 机を長時間離れるときには、資料を出しっぱなしにしない。
  28. 独り言を言いながら、仕事をしない。
  29. マニュアルはあっても、頼りすぎない。
  30. 話しかけるときには、タイミングを考えよう。

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