「この人とは、初めて会ったときから話が合うな」
こういう経験をしたことがありませんか。
私は何度もこうした経験をしたことがあり、そのたびに不思議を感じたものです。
嫌いな人とはいくら努力をしてもなかなか思うように仲良くなれません。
仲良くなる人とは努力や苦労をしなくても初めて会ったその瞬間からあっという間に仲良くなれます。
不思議なことに仲良くなれる人とは、初めて会ったときから直感的にわかってしまいます。
あなたも同じような経験があることでしょう。
初めて出会って少し話をしていれば「この人とは話が合うな」「合わないな」という感覚が、直感的に感じられるはずです。
自分と似ている点が多ければ「この人とはうまくやっていけそう」と感じます。
しかし、自分と異なっている点が多ければ「この人と付き合っていくのは大変そうだな」と感じます。
人間とは、賢い生き物です。
自分と似ているかどうかで、その後の人間関係を予知する能力が備わっています。
相性が合っているかどうかで、これからそうなるであろう未来の仲の良さが自然と見えてしまうのです。
初めてあったときの印象は、無視できない大切な印象です。
ファーストインプレッションは、おおむね正しいのです。