人間関係のトラブルを減らすためにはどうすればいいのでしょうか。
「3回連続で遅刻をされたら、その人と関係を絶つ」というルールを徹底してください。
1回であればまだいいのです。
もちろん遅刻は1回でも良くないことですが、注意しても起こることがあります。
電車遅延や体調不良といった事情で遅刻することはあります。
突然の災害に見舞われたり、何らかのトラブルに巻き込まれたりといった不可抗力もあるでしょう。
早めに家を出ても、事情があれば、遅刻してしまうことがあるもの。
場合によっては2回連続の遅刻もあり得るでしょう。
しかし、3回連続の遅刻となると、話は変わります。
間違いなくその人は「遅刻の常習犯」です。
大目に見るわけにはいきません。
残念ですが、遅刻の常習犯と信頼関係を結ぶことはできません。
3回連続で遅刻をされたら、その時点でご縁がなかったということで、決別するのがいいでしょう。
3回連続で遅刻する人には、共通点があります。
「悪びれた様子がない」ということです。
たいていへらへらしています。
必ず言い訳があり、しかもぐだぐだして長いのです。
普段から遅刻の常習犯のため、約束の時間に遅れるのが普通のことと思っているのです。
完全に相手からなめられています。
これほど失礼なことはありません。
時間は命そのものです。
遅刻するということは、相手の貴重な命を奪っていることであり、犯罪行為にも匹敵します。
余計な温情は不要です。
寛大になるべきという意見もありますが、すでに2回の遅刻を許している時点で十分寛大です。
自分のためにも、早めに関係を絶つのが賢明です。
相手が魅力的な人だと、少しくらいならいいかなと思いがちですが、その油断が命取りです。
遅刻が3回あれば、必ず4回目・5回目があります。
時間厳守は、人間関係の基本マナーです。
その基本マナーができていないというのは、ほかのマナーもできていない可能性が高いと考えられます。
遅刻だけでなく、ほかの約束事でも、無視や違反を繰り返すはずです。
無理に関係を続けていると、今後も迷惑を受けることになるでしょう。
変なことに巻き込まれ、面倒なトラブルに発展する可能性もゼロではありません。
人間関係にだらだらしないことです。
だらだらしていると、余計な後悔を生みます。
相手には申し訳ないですが、遅刻の常習犯と関係を続けていくことはできません。
心苦しいかもしれませんが、心を鬼にして関係を絶つのが正解です。
相手から「ひどい」とののしられるかもしれませんが、そもそもひどいことをしているのは相手です。
これはプライベートだけでなく、ビジネスでも通じる話です。
魅力的な人であろうと重要な取引先であろうと、3回連続で遅刻したらアウトです。
遅刻の常習犯とは、早めに関係を絶っておきましょう。
このルールを徹底しておくだけで、余計なトラブルはぐっと減るのです。