恋愛に恵まれない人には「感情のコントロールが未熟」というケースが目立ちます。
嫌なことがあったらすぐ怒ったり、自分のわがままが通らないとすぐ泣き出したりです。
もちろん人間ですから、気分を害することがあるのは当然のことです。
むっとしたりいらいらしたりするのは不思議なことではありません。
我慢にも限界があります。
感情の沸点を越えてしまえば、ついかっとなることもあるでしょう。
しかし、感情の沸点が低すぎるのも考えものです。
すぐ感情的になると、相手に気を遣わせることが多くなり、付き合いにくさを感じます。
会うことや接することに抵抗感が生まれ「あまり関わらないでおこう」と距離を置かれます。
人が離れていくと同時に、恋愛運も離れていくのです。
何でもすぐ感情を爆発させるのではよくありません。
恋愛だけでなく、仕事や人間関係にも悪影響を及ぼします。
感情的になりやすい人は、感情をコントロールする力を鍛えましょう。
大切なことは「気分を害することがあっても、理性や自制心を失わないこと」です。
感情のコントロール能力は、先天的なものではありません。
訓練によって後天的に高めていくことが可能です。
まず日頃から感情のコントロールに意識を向けることです。
意識をするだけでも、大きな違いが生まれます。
勉強も意識していれば覚えやすくなるように、感情も意識すればコントロールしやすくなります。
感情抑制は脳の前頭葉が担っています。
前頭葉が発達するにつれて感情抑制も強くなります。
神経が高ぶってきたら「抑えろ、抑えろ」と自分に言い聞かせます。
すぐ表に出すのではなく、ぐっとこらえる努力が欠かせません。
地道な努力が必要で時間を要しますが、その努力の過程で能力が鍛えられていきます。
日頃から感情のコントロールを意識することで、少しずつ鍛えられていきます。
気持ちを落ち着かせるテクニックも効果的です。
たとえば「深呼吸をする」「時間を置く」「その場を離れる」といった方法が代表的です。
これらどれも簡単なことなので誰でも取り組めます。
気持ちを落ち着かせるテクニックが身につくだけでも、感情のコントロール能力が高まります。
きちんと感情をコントロールできるようになれば、接しやすい雰囲気が生まれます。
恋愛はもちろん、仕事も人間関係も、スムーズにいくのです。