出世するためには「自己投資」を心がけましょう。
自分のスキルや能力を高めるために、どしどしお金を使っていくということです。
終業後や週末の時間を使って、知識やスキルの向上につながることに取り組んでいきましょう。
最も確実な投資銘柄は、あなた自身です。
きちんと自己投資ができていれば、必ず仕事力が高まります。
日頃から自己投資をしている人はきちんと成長するため、仕事の随所に表れるようになります。
また日頃から多くを学んでいれば会話のネタも増えることになり、コミュニケーションの向上にもつながるでしょう。
ビジネス書で読んだことは意識的にも無意識的にも仕事に表れ、そして評価につながっていくのです。
自己投資をしていると「雰囲気」にも現れます。
向学心は、隠そうにも隠せません。
「もっと学びたい」「もっと自分を高めたい」といった向学心は、必ず表に出ます。
日頃から自己投資をしている人は、職場でもどこでも積極的に学ぶ姿勢となります。
仕事をしているときの目つき・表情・言葉遣いに出るのです。
真剣な雰囲気が魅力となり、存在感が増していき、周りから一目置かれます。
最も基本的な自己投資は「書籍」です。
仕事に役立ちそうなビジネス書を買って、時間があるときに読んでいきましょう。
仕事に関係するビジネス書がベストですが、もちろん直結しない書籍も悪くありません。
仕事に関係しない知識や知恵が思わぬところで役立つことがあります。
たとえば、小説で培った想像力や発想力が仕事に役立つことがあるでしょう。
書道や手芸を楽しむと集中力が鍛えられ、それが職場で生かされることがあります。
雑学書で得た知識が会話のネタになり、コミュニケーションの活性化に役立つことがあります。
もちろん書籍のほかにも、教室・セミナー・勉強会も有効です。
講師から直接学べれば即効性があるので、自らを鍛える最短のルートになるでしょう。
仲間ができるメリットもあり、お互い励まし合いながら学んでいけるに違いありません。
もちろん出費は必要ですが、自分を高めることにつながるのですから価値のある投資です。
自己投資には、どのくらいの金額を割り当てるか。
目安は「年収の1割」です。
年収300万円であれば、30万円は自己投資に割り当てるといいでしょう。
少し多い気もするかもしれませんが、あくまで自分の成長に使うお金ですから有益な使い方です。
もちろん余裕があれば、2割や3割を目指すのもOKです。
出世によって収入が上がれば、投資金額はすぐ取り返せ、むしろおつりが返ってくるでしょう。
なにより自己投資によって知識やスキルが高まれば、仕事も楽しくなります。
仕事が楽しくなれば、人生も楽しくなります。
年収の1割を自己投資すれば、出世するのは時間の問題です。