出会いといえば「週末」です。
週末は、平日に比べて時間に余裕があります。
土日で2連休になるため、計画を立てやすく、開放感もあります。
土曜なら、翌日も休みなので夜遅くなっても融通が利きます。
パーティーも交流会も合コンも、週末のほうが都合がいいでしょう。
誰かに会いに行くときは「まず週末」と考える人が多いはずです。
私たちはいつの間にか「出会いといえば週末」と思い込んでいるところがあります。
無意識のうちに選択肢から「平日」を外していることが多いのです。
ここに盲点があります。
平日だから不都合と考えるのは先入観です。
「週末が好都合」と思えば思うほど、無意識のうちに平日を選択肢から外してしまいます。
「平日は不都合」と思っていると、出会いの可能性を制限させてしまいます。
知らず知らずのうちに出会いのチャンスを失うことになるのです。
週末に限らず、平日にも注目してください。
平日も、普通の1日であることに変わりありません。
仕事で忙しいかもしれませんが、忙しい平日は、むしろチャンスです。
開放感は小さいかもしれませんが、代わりに緊張感があります。
多くの人が平日を避けているため、平日が穴場になっています。
パーティーも交流会も、平日の真ん中に開くのも悪くありません。
相手が「週末は空いていません」と言ってきたら、平日に会えないか打診してみましょう。
週末はダメでも平日ならOKということがあります。
相手が忙しくて動けないなら、あなたが相手のところまで行けばいいことです。
「平日は忙しい」と思ったとき、自分に問いかけてみてください。
「忙しい=時間がない」と決めつけていませんか。
忙しくても、まったく時間がないとは限りません。
「忙しいから時間がない」ということの大半が思い込みです。
忙しくて時間がなくても、本気になれば、時間を作れる場合が多い。
「時間がないから無理」と思い込んでいることが少なくありません。
1時間が無理なら、30分です。
30分が無理なら、15分です。
15分が無理なら、10分です。
少しでも時間があれば、チャンスと考えることが大切です。
仕事が終わってすぐ動き出せば間に合うでしょう。
平日であっても、スケジュールを調整すれば、まとまった時間を作れるはずです。
意欲を見せることもマナーです。
時間が短いといい出会いができないというのも、先入観です。
忙しくて時間が短くても、いい出会いをすることは可能です。
時間がないなら、時間がないなりに出会えばいいのです。
会える時間が短いなら、それだけ濃い時間にすればいいことです。
時間をやりくりして、忙しい中で会うからこそ印象的になります。
忙しくても頑張って出会いに行くことで、相手を感動させられ、いい出会いになります。
仕事が終わった開放感から、話が弾みやすくなることもあります。
平日を選択肢から外さないでください。
週末だけでなく、平日も選択肢に入れましょう。
平日を選択肢に入れることで、出会いのチャンスも可能性が広がります。
「無理かな」と思ったら「大丈夫かもしれない」と考え直しましょう。
忙しい平日に、出会いのチャンスが隠れているのです。