「毎日、人と出会っているのに、人間関係が広がらない」
「たくさんの人と出会っているのに、運命の人に恵まれない」
そんな人の中には、そもそも出会いの意味を誤解している人が少なくありません。
出会いのことを「知っている人と会うこと」と思っていませんか。
これは誤解です。
たしかに「人と会う」という意味では、出会いと言えなくもありませんが、厳密には違います。
知っている人と会うことは、出会いに入りません。
それは普通に人と会っているだけです。
仲のいい人同士でつるんでいるだけです。
同じ人間関係の中をぐるぐる巡っているだけです。
仲良く接することで仲が深まっていますが、残念ながら出会いには入りません。
出会いの意味を誤解していると「たくさん人と会っている割に出会いはゼロ」という状況になりかねません。
ここは重要なポイントなので、しっかり押さえておきましょう。
出会いとは何か。
出会いとは「知らない人と会うこと」をいいます。
相手の性別や年齢は関係ありません。
重要なのは「相手が知らない人」という点です。
面識はあっても話したことがないなら「知らない人」と言えます。
知らない人と会うために、積極性や行動力が必要です。
いつもとは違った行動パターンも必要です。
もし知っている人と会うことを出会いと思っているなら、それは誤解なので改めたほうがいいでしょう。
出会いとは「知っている人と会うこと」ではなく「知らない人と会うこと」をいうのです。
出会うとは、知らない人と会うことです。
知らない人と会うことは、初対面であるということです。
つまり、出会いを増やすということは、初対面を増やすということになります。
初対面であれば、相手の性別や年齢は関係ありません。
「初めまして」と言える場面が、どれだけ多いかです。
初対面はどきどき緊張しますが、それこそ本当の出会いなのです。