出会い運を上げたいなら「紹介」が大切です。
紹介されるのではありません。
紹介するのです。
人のために、あなたの人間関係の中から、誰か紹介できる人はいませんか。
友人の交友関係を広げるお手伝いをします。
他人の恋愛をお手伝いすることでもかまいません。
あなたが人脈と権限を有している人間なら、紹介状を書いて、コネクションの手助けをするのもいいでしょう。
自分が縁結びの神様になったつもりで、人の紹介をお手伝いしましょう。
「人の紹介を手伝っても疲れるだけで意味がない」
そう思うのは、心の狭い考え方です。
たしかに紹介するのは、手間暇がかかって面倒くさいことです。
時間も労力もかかる仕事のため、誰もやりたがろうとしません。
紹介には責任もあります。
安易に紹介して失敗すると、あなたの信用・信頼にも関わるため、慎重になる必要があるでしょう。
しかし、紹介は、相手のためになるので喜ばれます。
人の紹介をお手伝いすることは、その人の幸せをサポートすることになります。
自分のちょっとした計らいによって、ご縁を広げることができます。
紹介する人に、悪い人はいません。
紹介は、言い換えると「ご縁の仲立ち」です。
誰かのご縁を手助けすることは、相手の人間関係の輪を広げる手助けになります。
「出会いは奇跡」と言われます。
地球上にいる80億人もの人が出会えることは、奇跡的です。
紹介すると、自分の行いによって自発的に奇跡を起こせます。
だからこそ、紹介できる人は素晴らしい。
紹介できる人は「奇跡の人」とも言えるのです。
もちろん、適当に紹介するのはよくありません。
安易な気持ちや適当な組み合わせで紹介するなら、しないほうがましです。
紹介をするときは「2人のためになる」という前提が大切です。
似通った個性を持つ2人がいるなら「きっと相性が合うに違いない」「きっと仲良くなるだろう」と想像できるでしょう。
そうした2人は、出会うのが自然であり、出会うべきです。
2人の仲介役ができるのは、むしろ光栄なことです。
「縁結びの神様になれる」ということになるからです。
積極的に人を紹介していると、不思議な現象が起こります。
今度はあなたが紹介されるようになります。
「ぜひあなたに会わせたい人がいる」
「いい人を知っているから紹介するよ」
「あなたに合う人がいるよ」
お願いしてもいないのに、周りから声がかかるようになるでしょう。
心理学でいう「返報性の法則」が働くようになります。
紹介してくれたお礼として、今度はあなたが紹介される側になります。
注意したいポイントがあります。
最初から見返り目的で紹介するのはよくありません。
「紹介してあげたから誰か紹介してくれ。借りを返せ」というのは嫌われます。
言葉に出して言わなくても、態度や雰囲気に出すのもよくありません。
大切なのは「純粋な気持ち」です。
相手の幸せを願って、純粋な気持ちで紹介を促しましょう。
「いい人がいるよ」
「あなたに紹介したい人がいる」
「ぜひお手伝いをさせてほしい」
紹介すればするほど、あなたの出会い運が上がります。
いずれ今度はあなたが紹介される側になります。
紹介する人が、紹介されるのです。