出会いに恵まれる人と、そうでない人の違いの1つ。
それは「出会いの解釈」です。
出会いに恵まれる人は「出会いの解釈が、普通の人より広い」という特徴があります。
無意識のうちに私たちは、多くの出会いを切り捨てています。
私たちは実際、すでに多くの出会いに恵まれているものの、大半をスルーしている状態です。
出会いに恵まれる人は出会いの解釈が広いため、普通の人が気づかない出会いに気づいていけます。
道ばたでかわいい草花を見つけたとします。
普通の人は「かわいい草花だね」と思って終わりですが、出会いに恵まれる人は違います。
「かわいい草花と出会えた。今日はいい1日になりそうだ」と、出会いの1つとしてカウントします。
とある場所でユニークなモニュメントを見つけたとします。
普通の人は「なにか物体がある」と思って終わりですが、出会いに恵まれる人は違います。
「ユニークなモニュメントと出会えた。どんなメッセージが込められているのだろう」と、出会いの1つとしてカウントします。
モニュメントに込められたメッセージまで読み解こうとします。
お店の中ですてきな音楽が流れ始めたとします。
普通の人は「何か音楽が流れている」と思って終わりですが、出会いに恵まれる人は違います。
「すてきなミュージックと出会えた。素晴らしいことがある前触れだろう」と、出会いの1つとしてカウントします。
病院の待合室で雑誌を読んでいるとき、たまたまいい言葉を見つけたとします。
普通の人は「いい言葉だな」と思って終わりですが、出会いに恵まれる人は違います。
「いい言葉と出会えた。元気をもらえた。やる気も出てきた」と、出会いの1つとしてカウントします。
普通の人が見逃したり切り捨てたりするようなことを「出会い」として捉えています。
ここなのです。
結局のところ出会いに恵まれる人は、出会いの解釈が普通の人より広いのです。
しかも普通の人の何倍も広い。
普通の人より出会いの解釈が広いから、何かを見たり聞いたりするたびに「出会えた」と喜びます。
しかもそうした出会いとしてカウントして終わりではなく、パワーや幸運に結びつけて考えようとします。
だからますます元気になっていくのです。
私たちの日常には、多くの出会いが点在しています。
それに気づくかどうかです。
出会い力を高めるなら、まず出会いの解釈を広げてください。
出会いの解釈は、広ければ広いほどいい。
出会いの解釈は、定められているものではないのですから、自分で自由に決めることができます。
「これを『出会い』と呼んでいいのだろうか」と思うこともあるでしょうが「出会い」と呼んでいいのです。
出会いの解釈が広がった瞬間、見える景色が一変します。
見るもの、聞くもの、触れるもの。
あなたの半径300メートルを考えても、多くの出会いがあることに気づくでしょう。
小さな発見も、出会いの1つです。
ことあるたびに、出会っていることに気づけるはずです。
一瞬で出会い力のある人に生まれ変われます。