決断は苦しい。
決断には、ストレスが伴います。
小さな決断ならまだ楽ですが、大きな決断となると簡単にはいきません。
重大な決断であればあるほど、広範囲に考えなければいけません。
方法、計画、タイミング、リスク、万一の対処。
決めるだけとはいえ、高度な思考力が要求されます。
大きな決断なら、考えることもたくさんあって、頭がパンクしそうになるでしょう。
決断が大きくなるにつれて、ストレスも大きくなります。
決断には、責任も伴います。
人生にインパクトが大きな決断であればあるほど、大きな責任が伴います。
自分が決めたからには、その責任は自分が負わなければいけません。
もしうまくいかなければ、自分のイメージが悪くなったり、評価に傷がついたり、信用を失ったりするかもしれません。
経済的な損失がある場合も少なくありません。
ギャンブルではありませんが、ギャンブル的な要素もあります。
決断は苦しい。
大きな決断ほど、胸が押しつぶされるほど苦しい。
「自分で決断したくない。責任を取れない。できれば人に決断してもらいたい」
つい誰かに決断を委ねたくなるかもしれません。
しかし、どんなに決断が苦しくても、やはり自分で決断することが大切です。
決断には、それだけの価値があるからです。
決断の価値とは何か。
それは「自分の意思で未来を切り開く」という価値です。
自分の意思で未来を切り開くには、自分で決断する以外に手段はありません。
人に決断してもらっては意味がないのです。
人に決断してもらうと、人に未来を切り開いてもらったことになります。
道はできても、自分が進むべき道とは限りません。
責任がなくて楽かもしれませんが、緊張感がないため、なかなか本気になれないでしょう。
もし失敗したら、責任転嫁をしそうになるでしょう。
自分の意思で未来を切り開くには、自分で決断するしかありません。
自分で決断ができるだけ恵まれていると思うことです。
世の中には、自分で決断できない人も多くいます。
家庭や仕事の仕方ない事情で、人に決断してもらうしかない状況があります。
そんな不遇な状況がある中、自分で決断できるのは恵まれています。
人生は決断の連続ですが、歓迎することです。
自分で決断すれば、自分の意思で人生をコントロールできます。
大変かもしれませんが、楽しくて面白くて、わくわくするでしょう。
苦しい決断でも、それだけの魅力と刺激があります。
決断を繰り返すことで、どんどん自分らしい道を歩めます。
決断は苦しくても、それだけの価値があるのです。