初対面では、どんな話をするかが大切です。
初対面は、第一印象に深く関わる場面。
第一印象は、見た目だけでなく、話の内容も関係します。
どれだけ見た目が整っていて素晴らしくても、話の内容が悪ければ、悪印象につながります。
まず注意したいのは、暗い話です。
初対面でいきなり暗い話をするのは控えたほうがいいでしょう。
たとえば、噂話・苦労話・不幸話です。
仕事の不平不満、人の愚痴や悪口も注意が必要です。
ネガティブな印象が伴う話は、すべてNGです。
暗い話をすると、相手を不安で重たい気持ちにさせるため、第一印象が悪くなります。
「この人は何だか雰囲気が暗いな」
「一緒にいるだけで疲れそう」
「あまり深く関わると、面倒が増えそう」
さまざまな誤解を招き、好印象を妨げます。
たとえ普段は明るくても、うっかり暗い話をしたばかりにネガティブな印象がついてしまいます。
初対面でいきなり暗い話をして喜ぶ人は、ほとんどいません。
暗い話をしたくても、喉のところでぐっと我慢するのがいいでしょう。
自分にとって話しやすい話題だとしても、やはり初対面では印象を第一に考えるのが得策です。
良かれと思って話した内容が、思わぬ悪印象を招き、貴重な出会いを台無しにすることがあるのです。
もちろん絶対暗い話をしてはいけないわけではなく、初対面に限った場合です。
何度か会って親しくなれば、暗い話もプライベートな話題の1つとして話すといいでしょう。
では、初対面ではどんな話が適切なのか。
初対面では、明るい話が最適です。
楽しい話、面白い話、前向きな話。
嬉しい出来事、面白い出来事、幸せな出来事。
自慢話や武勇伝を除き、ポジティブな印象が伴う話なら、おおむねOKです。
明るい話をすると、相手を明るい気持ちにさせます。
「この人は楽しそうでいいな」
「明るい雰囲気があって心地よい」
「一緒にいるだけで、こちらまで幸せになりそう」
爽やかで誠実な印象を持ってもらえるでしょう。
身の上話をするにしても、暗い話はできるだけ避けておくのが賢明です。
どうしても暗い話をする必要があるなら、にこにこしながら暗い話をしましょう。
たとえば、失敗談を話すなら、楽しそうに話します。
そうすれば、暗い話であっても明るい雰囲気が漂うため、第一印象を妨げずに済みます。
初対面の第一印象は、1回しかありません。
最初の印象を後から挽回するのは、不可能ではありませんが、手間暇がかかります。
第一印象は、大切にしてしすぎることはありません。
できるだけ明るい話ができるよう、初対面の話題の選択には注意しましょう。