真面目すぎる人が足りないもの。
それは「楽しむ」という考え方です。
真面目すぎる人は「真剣」「一生懸命」という特徴がありますが、楽しむ考え方が足りません。
もちろん真剣も一生懸命も、素晴らしい長所であり武器でもありますが、そればかりでは堅苦しい。
遊び心がなく、余裕がありません。
窮屈で、ストレスが多く、疲れやすい考え方です。
そこで取り入れたいのが「楽しむ」という考え方です。
いま一度、楽しむ考え方を意識しましょう。
楽しむ考え方を意識すると、心の器が大きくなり、余裕が生まれます。
視界が広がり、より遠くまで見渡せるようになります。
たとえば、勉強するときも「楽しむ」という考え方を取り入れましょう。
学ぶことを楽しむ。
文字を読むことを楽しむ。
解けない問題が解けるようになることを楽しむ。
知的好奇心を満たす快感に集中すれば、勉強のストレスが半減して、自発的な学習意欲も湧いてくるでしょう。
世の中には勉強したくてもできない人もいます。
勉強で四苦八苦することもありますが、学問は贅沢な娯楽の1つと言えるでしょう。
仕事でも「楽しむ」という考え方を取り入れましょう。
調べ物を楽しむ。
交渉やプレゼンも楽しむ。
難しい仕事も、チャレンジ精神で楽しむ。
たとえ困難な仕事であっても「自分を高めるトレーニング」と思えば、ポジティブな気持ちが湧いてくるでしょう。
つまらない仕事と思うなら、まだ楽しみを発見できていないだけです。
どんな仕事でも、楽しめる要素があります。
仕事の楽しいところを見つければ、つまらないことでも楽しくなります。
たとえ単純な雑用であっても、楽しむように工夫します。
効率を考えたり、スピードを意識したりすれば、つまらないことでも楽しく感じてくるでしょう。
自分なりに工夫を凝らして改善を楽しめば、充実した時間を送れるでしょう。
世の中には、仕事をしたくてもできない人もいます。
仕事でつらいこともあるかもしれませんが、まだ仕事があるだけ恵まれています。
仕事の楽しさや仕事ができる幸せに集中すれば、ストレスが半減して、やる気が倍増するでしょう。
人付き合いも「楽しむ」という考え方を取り入れてください。
聞くことや話すことを楽しむ。
助け合いや支え合いを楽しむ。
信頼関係や友好関係の向上を楽しむ。
人付き合いにおけるすべてを楽しむ気持ちになれば、人との関わりがもっと有意義に感じられるでしょう。
「楽しむ余裕なんてない」
「嫌いなものだから、楽しめない」
「つまらないものは、つまらない」
そう思うかもしれませんが、どうか頭を柔らかくして、愉快な気持ちになるような考え方をしてみてください。
視点を変えたり、受け止め方を工夫したりすれば、平凡でつまらない中にも、楽しみを見いだせるはずです。
楽しむことは、闇に光を当てるようなもの。
ぱっと明るくなることで視界が開け、見えないものが見えるようになります。
ネガティブ思考が吹き飛び、ポジティブ思考になれます。
時には思うようにいかないこともありますが、そういうときでも、楽しむ考え方を持ちたい。
どんどん楽しむ考え方を取り入れていきましょう。
人生は、楽しんだ人の勝ちです。