自分で自分を応援するのも、緊張をほぐすのに効果的です。
「応援」といえば「他人にされるもの」と思われがちですが、誤解です。
応援に決まりはありません。
応援は誰がしてもいい。
もちろん自分で自分を応援することも可能です。
自分で自分を奮い立たせることは、変ではありません。
プロスポーツ選手が試合前、自分に言葉を念じて奮い立たせる光景を見かけますが、同じです。
緊張してたまらないときは、自分で自分を応援してください。
「頑張れ、自分!」
「大丈夫。何とかなるよ」
「緊張する場面だけど負けるな、自分!」
「ここを乗り越えたら成長できるから、もう一踏ん張り!」
「自分よ、ファイト!」
「もっと肩の力を抜こう!」
「自分ならきっとできる!」
力強い言葉を自分に言い聞かせましょう。
他人から言われる応援はコントロールできませんが、自分で自分に言う応援は自分でコントロールできます。
心で念じながら応援するもよし。
実際に声に出して、自分を応援するもよし。
できるだけ力強い言葉を自分に言い聞かせ、自分を奮い立たせましょう。
元気を出すことに集中できれば、心が強くなり、緊張も吹き飛びます。
すぐ力強い励ましを思い浮かべる自信がなければ、あらかじめ準備しておくのもよい方法です。
たとえば、普段の生活で「素晴らしい応援の言葉」と感じた言葉があれば、紙に書き留めておきます。
緊張したとき、その紙を読み返せばいいのです。
メモを携帯しておけば、いつでもどこでも読み返せます。