執筆者:水口貴博

仕事ができる人とできない人の30の違い

18

仕事ができない人は、しなければいけないことを考え、押しつぶされる。仕事ができる人は、しなくていいことを考え、効率化を図る。

仕事ができない人は、しなければいけないことを考え、押しつぶされる。仕事ができる人は、しなくていいことを考え、効率化を図る。 | 仕事ができる人とできない人の30の違い

仕事ができない人は、しなければいけないことを考えています。

しなければいけないことを考えるのは、立派に思えますが、裏には危険が潜んでいます。

しなければいけないことばかりを考えていると、不思議なことに、仕事が増えます。

「一応、読んでおくほうがいいのではないか」

「念のため、会議に出席したほうがいいのではないか」

「万一に備え、準備しておくほうがいいのではないか」

考えれば考えるほど、あれもこれもしなければいけない気がしてきます。

しなければいけないことを考えるたびに、どんどん自分の仕事が増えていく。

「1人で対応するには量が多い」と思いつつも、ほうっておくわけにはいかず、仕方なく自分でしようとする。

最後は自分の許容範囲を超え、押しつぶされるのです。

しなければいけない仕事を考えるのはいいですが、自分一人の力の限界も把握しておく必要があります。

仕事ができる人は、しなくていいことを考えます。

ときどき自分の仕事を振り返り「本当に必要な仕事だろうか」と考える習慣があります。

あらためて考えると、しなくてもいい仕事だと気づくことがあります。

しなくてもいい仕事なら、どんどんタスクから削除します。

自分に関係ない資料は、読まない。

意味のない仕事は、やめる。

必要のない会議なら、欠席する。

価値のないプロジェクトは、一時停止にする。

外注できる仕事は、お願いする。

昔から続く定常業務でも、必要ないと思えばやめてしまう。

必要な仕事でも、あまりに価値が低いなら、思い切ってやめてしまうのも1つの方法です。

しなくていい仕事を見つけるのは、仕事を減らすことでもあります。

しなくていい仕事を見つけるのに時間がかかったとしても、全体で見ると、仕事の時間短縮につながるでしょう。

自分の仕事が減る分、余ったリソースを必要な仕事に集中できるようになります。

仕事全体が効率よくなり、質もスピードも向上するのです。

仕事ができる人とできない人の違い(18)
  • しなくていいことを考え、効率化を図る。
仕事ができない人は、家族を犠牲にしながら仕事をする。
仕事ができる人は、家族を大切にしながら仕事をする。

仕事ができる人とできない人の30の違い

  1. 仕事ができない人は、外見に無頓着。
    仕事ができる人は、お金と手間暇をかけて外見を磨く。
  2. 仕事ができない人は、名刺をズボンのポケットから取り出す。
    仕事ができる人は、名刺入れから取り出す。
  3. 仕事ができない人は、誰とでも名刺交換をする。
    仕事ができる人は、必要な人物に絞って名刺交換をする。
  4. 仕事ができない人は、真似を全否定する。
    仕事ができる人は、参考として積極的に真似をする。
  5. 仕事ができない人は、目標を高く設定して、途中で挫折する。
    仕事ができる人は、目標を低く設定して、達成感で突っ走る。
  6. 仕事ができない人は、目標が抽象的。
    仕事ができる人は、目標が具体的。
  7. 仕事ができない人は、仕事の意味や目的に興味関心がない。
    仕事ができる人は、仕事の意味や目的を意識している。
  8. 仕事ができない人は、午後から調子を上げる。
    仕事ができる人は、午前から調子を上げる。
  9. 仕事ができない人は、上司に聞かれてから報告・相談・連絡をする。
    仕事ができる人は、上司から聞かれる前に報告・相談・連絡をする。
  10. 仕事ができない人は、経緯・言い訳から話し始める。
    仕事ができる人は、結果・結論から話し始める。
  11. 仕事ができない人は、お金をかけないで学ぼうとする。
    仕事ができる人は、お金をかけて学ぼうとする。
  12. 仕事ができない人は、ぎりぎりで行動する癖がある。
    仕事ができる人は、余裕を持って行動する習慣がある。
  13. 仕事ができない人は、着手が遅く、ぎりぎりに終わらせる。
    仕事ができる人は、着手が早く、早めに終わらせる。
  14. 仕事ができない人は、だらだらしながら仕事をするのが好き。
    仕事ができる人は、集中して仕事をするのが好き。
  15. 仕事ができない人は、集中ができなくて諦める。
    仕事ができる人は、集中できない理由を考えて、環境を整える。
  16. 仕事ができない人は、予定変更の際、後ろ倒しにする。
    仕事ができる人は、前倒しにする。
  17. 仕事ができない人は、一生懸命仕事をしているふりをする。
    仕事ができる人は、本当に一生懸命仕事をしている。
  18. 仕事ができない人は、しなければいけないことを考え、押しつぶされる。
    仕事ができる人は、しなくていいことを考え、効率化を図る。
  19. 仕事ができない人は、家族を犠牲にしながら仕事をする。
    仕事ができる人は、家族を大切にしながら仕事をする。
  20. 仕事ができない人は、完成してから提出する。
    仕事ができる人は、試作段階で仮提出する。
  21. 仕事ができない人は、難しい課題から逃げる。
    仕事ができる人は、難しい課題だからこそ挑戦する。
  22. 仕事ができない人は、意地でも1人でやり遂げようとする。
    仕事ができる人は、限界を感じたら、潔く人に手伝ってもらう。
  23. 仕事ができない人は、不明点があっても、恥ずかしくて質問しない。
    仕事ができる人は、恥を覚悟の上、勇気を出して質問する。
  24. 仕事ができない人は、困ったときに頼れる人がいない。
    仕事ができる人は、頼りになる相談役がいる。
  25. 仕事ができない人は「睡眠は仕事を怠けているのと同じ」と考えている。
    仕事ができる人は「睡眠も仕事の一環」と考えている。
  26. 仕事ができない人は「変化したくない」と思っている。
    仕事ができる人は「変化しないほうが危険」と思っている。
  27. 仕事ができない人は、ストレスを酒と食で発散させる。
    仕事ができる人は、運動で発散させる。
  28. 仕事ができない人は、会社に利用される。
    仕事ができる人は、会社を利用する。
  29. 仕事ができない人は「逃げの手段」として転職をする。
    仕事ができる人は「キャリアアップの手段」として転職をする。
  30. 仕事ができない人は、途中で勉強をやめる。
    仕事ができる人は、とにかく勉強を続ける。

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